作・絵:小林 ゆき子
出版社:岩崎書店
対象年齢:5歳~
「きょうはハロウィンです、みんなでかぼちゃのランプを作りましょう。」リリー先生が言いました。
ジーナはおおはりきりで、クラスで一番こわいランプを作ろう!と意気込んでいました。
しかし、リリー先生やクラスのお友達が褒めたのは、仲良しのサリーのランプでした。
ジーナは納得できず、授業が終わってからも、ひとり残ってランプを作ることにしました。
やっとできたランプを持って、ハロウィンのお菓子をもらいに、たくさんのおうちを回りましたが、どこもお菓子は配り終えていました。
がっかりしたジーナの前に突然現れた魔女の格好をした女の子。ジーナはその女の子に連れられて、ハロウィンパーティに向かいました。しかし、そのパーティの出席者は・・・
ハロウィンを通じて、お友達との友情が深まっていく様子が、やさしく・かわいらしい絵からも伝わってくる作品です。
また、おばけの世界は一体どのような世界なのか、想像が膨らむことでしょう。秋の夜長に、お子さんと読んでみてはいかがですか。